季節も秋めいてきて、また確定申告の用意をしていかないといけない時期になりました。今日は医療費控除について、取り上げてみたいと思います。
けがや病気などの診察や治療には、大きく分けて保険診療と自由診療の2つがあります。保険診療は健康保険が適用されるもの、自由診療は健康保険適用外のものになります。保険診療分=確定申告の医療費控除の対象、と思っておられる方もあるかもしれませんが、そうではありません。自由診療でも医療費控除の対象となるものは結構あり、インプラントや子供の歯列矯正(子供の成長を阻害しないようにするために行われるもの)、近視などの治療ための角膜矯正療法、レーシック手術代などは、医療費控除の対象となりますので、領収書を取っておきましょう。
反対に、保険金を受け取ったり、高額医療費や出産育児一時金などの医療費の補填をされた金額は、医療費から差し引く必要があります。こちらも金額を把握しておく必要があります。尚、医療費控除は年末調整ではできない処理になります。普段年末調整しかしていない方でも、医療費の支払いが多かった年は、医療費控除の申告を確定申告ですべきかどうか、検討してください。
営業担当N
医療費控除について
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