倒産防止共済の処理

中小企業倒産防止共済制度(経営セーフティネット)に加入し、掛け金を積み立てた場合、処理方法は費用処理と資産計上の2通りあります。費用計上は「保険料」科目などを使用します。
一方、資産計上は①「保険積立金」科目(投資その他の資産)を使用し、②法人税申告書で減算調整します。

費用計上と資産計上でどちらの処理方法を選んでも、法人税額は同じになりますが、決算書の当期純利益については資産計上の方が経費が減る分、数字が良くなります。なるべく黒字決算にしたいという場合には、資産計上の処理方法を選択されるのがオススメです。

また、資産計上した場合には法人税申告書に倒産防止共済の掛金を今までいくら積み立てたかの累計残高が確認できるので、そちらもメリットになります。

(営業担当O)