住宅ローンの金利タイプ

日本銀行が政策金利の引き上げを宣言したことで、住宅ローンの金利の上昇が懸念されています。今までの低い金利に慣れてしまっているため、上昇することに大きな不安を感じると思いますが、その上昇に比例して皆さんの収入も上がると考えられるので、あまり不安に感じる必要はないと思っています。

現在の住宅ローン金利のタイプが3つあることはご存じでしょうか?利率の差で返済額が大きく変わってくるは皆さん理解していると思います。それと同様に金利タイプの違いにより総支払額が何十万円もの差が発生することもあるため、是非知っておいてください。

①変動金利型・・・
一般的にほかの金利タイプより金利が低いが、金利が上昇していく局面では金利負担が他の金利タイプより増加する可能性が高い。(繰上げ返済を予定している人向け)

②固定金利期間選択型・・・
借入当初からの一定期間の金利が固定されているタイプであり、固定金利期間において金利上昇局面ではメリットがある場合が多い。固定金利期間終了後は急激に金利が上昇することがある。(固定金利期間完了時に一括で返済することが計画できる人向け)

③全期間固定金利型・・・
全返済期間の利率を借入時に設定するタイプであり、長期の返済計画が立てやすい。デメリットとしては返済当初は変動金利に比べて金利が高いことが考えられる。(金利の大幅な上昇を予測している、または返済額の変動に大きな不安を感じる人向け)

営業担当S