税制改正大綱が発表されました

今年も、税制改正大綱が発表されました。報道等でもあったように、今年は増税基調の内容が多くなっています。

資産税においては、生前贈与加算が3年から7年に延長される予定です。また、消費税については、インボイスの導入で、免税事業者にとってはインボイスを発行するために課税事業者の届け出をしなくてはならなくなった方が多く、事実上の増税という形となります。

一方で、相続時精算課税制度に暦年贈与のような110万円の非課税枠が創設されたり、消費税の免税事業者においては、簡易課税制度と経過措置の選択適用となり、いきなりの増税を緩和する措置が設けられました。

増税基調だからと言って目をそらさず、自らに関わってきそうな税制改正については、一通りチェックしておきたいものです。

(営業担当M)