手書きのお礼状

家具の修理を手掛けておられる顧問先には、大切な思い出のつまった品物をきれいにしてくれたことへの感謝の手紙が届きます。単に元の状態にもどるのではなく、新たな装いでまた自分たちと年月を重ねていくことに喜びを感じられるようです。

あるお客様は便箋3枚にびっしりコメントを書いてくださいました。そこには大事なものをまた使えるということだけでなく、自室で過ごしがちだった家族がリビングに家族がまた集うようになり、コミュニケーションを交わせるようになった喜びが綴られていたそうです。

また、長年の経験から自分たちでは思いつかなかった提案をプロとして受けることが出来た驚きも書かれていました。手紙の内容は会議で共有し、社員のモチベーションは否応なしにあがったとのことでした。

以前には大手家具製造メーカーからの下請け仕事が中心で直接消費者と顔を合わせることはほとんどなかった当社でしたが、現在の事業を手掛けるようになって本当に良かったとのことでした。
人の心を動かせる仕事は、顧客と事業者双方に感動を与えることが分かりました。

(営業担当E)