関与先の社長より「コロナ禍の厳しい業績が中々回復してこない。」との状況を聞き、コロナ対策融資の返済が開始されるが運転資金は大丈夫かと不安を感じました。
同様に社長も不安を感じていたため、今後の売上予測や設備投資予定等の条件確認を行い、5カ年の業績とキャッシュフローの試算を実施しました。
結果として現状のままでは3年後には資金ショートすることが確実でした。この事実を社長に報告し、その結果を融資を受けている金融機関に伝え、返済額の引下げにつながる借換えを検討してもらうことになりました。
現時点では金融機関の検討結果はまだ出ていませんが、資金ショートまでは2年以上の期間がありますが、早期に把握することが出来ました。
普段から社長とは業績だけでなく資金状況の報告と検討を一緒に行っていたことが、将来の危険を早期に察知する要因であると改めて感じました。
(営業担当S)
借入金元金の返済|資金ショートに陥らないコツとは?
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