福利厚生費の要件|現金支給の扱いは?

現金支給
12月の月次取引にコロナ渦で忘年会が出来ず、従業員に全員に忘年会費として10,000円渡しました。福利厚生費でよかったですか?とのお尋ねがありました。

忘年会などレクリエ-ションの費用は福利厚生費として計上出来ますが要件があります。
全社員を対象とすること。会社の費用負担が一律であること。社会通念上高額にならないこと。
その点では社員全員に同額を渡しているので福利厚生費で大丈夫ですが、現金の支給は給与とみなされ課税対象となるので注意が必要ですとお話したところ、今回は社長からの個人的な出費とされました。

(監査担当E)