事業承継で迷っている方に

先日、事業承継を検討している法人のお客様で、従業員さんを社長にしたいがどうでしょうか、というご相談を承りました。
私たちの立場からすると、会社が発行している株式をどうするのかというところに目が行きがちです。しかし、株式を現経営者及びその家族で持ったまま親族関係のない従業員さんに社長に就任してもらうことは、比較的容易にできます。

いわゆるオーナー社長ではなく、株主に雇われている社長ということにはなりますが、メリットとして、もし適性を見たうえで、別の従業員に改めて社長になってもらいたいということも株主の権限で可能です。
また、適性を見たうえで株式を移動し、名実ともに後継者となってもらうこともできます。会社を存続させるために、事業承継の一歩を踏み出し、自主廃業を回避できたらと考えています。

(営業担当M)