SWOT分析や現状課題抽出|事業性評価シートに関する対談2

税理士事務所の営業支援を行っている合資会社オオタキカクさんと当事務所が取り組んでいる事業性評価シートについて対談をさせて頂きます。
<太田>
 私は普段税理士事務所様向けの営業支援を仕事としているのですが、こういった取り組みを 特徴として押し出している税理士事務所というのは、全国規模で⾒ても今まで⾒たことが ありませんでした。
 実際、内容も拝⾒させていただきましたが、このシート自体はどのよ うにして生まれたのでしょうか 

<みどり経営> 
「事業性評価シート」には決まった書式はありません。
 そのため当事務所が活用している事業 性評価シートは、各銀行が事業性評価をする際に独自に作成している書式をベースにして「 企業規模や現在の借入金の状況などの現在情報」から「現在抱えている課題またその改善策と その進捗状況」を網羅的に表現できるように 1 枚にまとめたものとなっています。 
 このシートが出来上がるまでに色々と試行錯誤をされたのではないですか? そうですね。苦労した点としては、「SWOT分析」に基づいて現状から経営課題、そして課題 解決に向けた行動をコンパクトに表現するために、どの様な順番で表現するかは苦労しまし た。 
 また、 企業が一年間どのような活動をしたのか、そしてその後にどのような行動につなげ るか表し、 会社の強みを今後どのように伸ばしていくのか、弱みをどのように克服してい くのかを分かりやすく簡潔に表現する書式とした点も苦労しました。 

<太田> 
 本来、金融機関が作っているシートをみどり経営さんの方で作って、 それをもって融資の交渉などに臨むということですよね?

 <みどり経営> 
 そうですね。融資の場面でももちろん活躍しますが、当事務所ではお客様の事業の発展や永続 的な繁栄に向けたサポートの一部だと思って取り組んでいます